2/6 私たちはどう生きるか?不思議な話
今日の一枚(スパゲンマーク的忍者ハンコw)
スパゲンマーク
パソコンがないとやることも随分と変わってきまして、今日はちょっと読書などをすることになりました。読んだ本がこちらです。
船井幸雄さんの「この世の役割は『人間塾』」という本です。2003年8月発行ですから、今から18年前の本ですね。船井幸雄さんといえば、船井総合研究所の代表者であり、コンサルタントの神とも思えるような方です。私も会社員時代には船井総合研究所のコンサルティングチームからのいろんな情報を得ながら仕事をしていました。とても役に立つ情報がたくさんあり、助けられたことがたくさんあったことを覚えています。
この本を読むに至ったのは、私の息子の紹介です。本の“はじめに”に書かれていたことが今の世の状況を見事に言い当てていて、めっちゃすげーなって思い、引き込まれました。
はじめにの冒頭に船井さんの生活パターンがちょっと書かれていました。「夜10時には熟睡し、朝は3時半に起床」されていたようです。(まじか!? 俺も一緒やん!! 俺もなかなかやるな。船井幸雄になれるかも。w)
船井さんがこの本を書き始めた理由は、「現実に起きていること・分かることの中で、大事だと思えることを一人でも多くの人に知ってほしい。」ということでした。(ここもちょっと私が似ている部分w) そして、この本に書かれていることはすべて事実であると書かれていました。でもですね、読んで行くと本当にこんなことがあるのかと思われるようなめっちゃ不思議なことがぽつぽつと書かれているんですよね。でも、船井さんが言うことだから信じてみようと思って読んでいきました。(読んでる途中です。)
まず書かれていたことは、「2020年頃までに資本主義が大変化をする。」と書かれてありました。その理由は「資本主義は成熟するほど自然の摂理に反するようになり、矛盾が出て地球を破壊し、人間社会にも生きにくさや不調和をもたらす。」とありました。
昨年から始まった流行り病のことや、米の国ボス選び等にまつわって起きてきたことや起きていることを見ると、本当に生きにくさや不調和といったものを感じます。それは私が最近ブログに書いてきたことでもありますが、不正であったり、事実を曲げたり、事実を隠したり、メディアを使って事実を力づくでもみ消すといったことなどから生じているように感じています。
船井さんが本の中で書かれていました、「人間は心地よく生きるのが正しい生き方である」と。
この「心地よく生きる」というのが、人が人らしく自然の摂理に従って生きることなんだろうなと思うわけですが、今の社会はとても心地よく生きるという状況にはないということを痛切に感じています。船井さんは言います、「地球は閉鎖系で制約だらけ、したがって、地球上のルールは真の自然の摂理ではない。しかし近未来に開放系になる。閉鎖系の地球での運用ルールが真の自然の摂理の時代への変革にあたり、各所でそれが通用しなくなる。」というのが船井さんが20年近く前に書かれていることです。
時には大きな流れというものがあって、大局その流れの中で大きく時代が変化をしていく瞬間というものがあるようです。
先日2月2日は節分でしたが、通常2月3日の節分が2月2日になるというのは124年ぶりだそうです。このような時代の節目に大きな時代の変化というものが訪れることになる、そんな気がしますし、実際にそのようになってきているように感じています。
今あちこちで政権が交代したり、崩壊をしたりしはじめました。言論統制を行なってきたメディアが多くの人から批判を受けています。米の国の白い家(ホワイトハウス)からの公式発信の YouTube がいいねよりもバット評価の方が10倍も多いということだとか、日本では池上彰さんの“そうだったのか”を転じて“うそだったのか”と揶揄されたりとか。
このような現象から見ても、今多くの人たちがこの世の矛盾に気づき始め、それに対し声を上げ、本当の人間らしい生活というものを求め始めているように感じています。大きなうねりが始まるそのスタート地点に今立っているような感じです。
『箸よく盤水を回す』、私が再三このブログでも書いてきたことですが、一人一人の小さな想いや行動が、少しずつうねりとなって動き始めた、そんな実感をこの本によってさらに裏付けられたなぁという思いです。
船井さんが言われているのは、心地よく生きるためにどう生きるのかということです。それは「人間性を高め、自身の能力を開発し、発露させ、楽しく生きること」であると。
「このためにこの世というものがある。だからこの世は人間塾である。」そんな思いでこの本を書かれたようです。
この世は人間塾 確かににそうだなぁと思いました。
続く。