凡事徹底 平岡和徳先生の講演会に行ってきました。
講演会のタイトルは、『凡事徹底 ~24時間をデザインする~』でした。
この【凡事徹底】、私のモットーでもあります。
意味は、誰にでもできる平凡なことを非凡に努めること。
私は今自営で掃除の仕事をさせていただいていますが、トイレ掃除の神といわれている鍵山秀三郎先生もこの【凡事徹底】ということを繰り返し繰り返しお話しされ、それが本にもなっています。☟
私が今から十数年前の会社員時代から始めたトイレ掃除。
鍵山秀三郎先生からいただいた私の宝物がこれです。(*^_^*) ☟
と、まあ、思い出の話はこれくらいにして。
平岡先生率いる熊本県立大津高校は、この【凡事徹底】を指導方針に取り入れ、高校サッカーで目覚ましい活躍と、50名を超えるJリーガーを輩出しているらしいです。
詳しくはググってみてください。m(__)m
ここからは印象に残ったお話。
その①
とても素晴らしい育成をされている大津高校ですが、それでも選手たちに本当に成長が現れてくるのは高校時代ではなくて大学を出てからなんだそうです。どうしてでしょうね。
私なりの答えですが、これも鍵山秀三郎先生がしばしば使われる【良樹細根】リョウジュサイコンということかなと思っています。この【良樹細根】、ボトムアップ理論の畑喜美夫先生も口にされています。
良樹細根とは、根っこが広く深く細かく張り巡らされていれば、その木はやがて必ず良い樹になるという意味です。
つまり、人としての基礎を徹底的にやるんですね。基礎というのは根っこの部分です。その成果はサッカーというプレイでは直ぐには現れないけど、根っこの基礎の部分がしっかりとしていれば、やがてプレイという表の枝葉の部分にもその成果が出始めるということなんだと思います。
多くの人は見た目だけの成果を求め、詰込みでサッカーを教え込んでしまい、結果的にはその選手の個性ややる気を奪ってしまっています。
教えすぎない、時には教えないこともとても大事だと平岡先生もおっしゃっていました。
印象に残ったお話、その②
私たちに与えられた時間は1日24時間。その時間は有限であるがその使い方は無限にあるということで、24時間を自分たちなりにデザインしようと言って、個人やチームの自主性ややる気を引き出しているとのこと。
大津高校は、部の練習時間が100分なんだそうです。
100分間という時間の終わりを決めることで、選手たちの集中力が最大化するらしいんです。長すぎると途中でさぼりがでますが、終わりを決めておくとその終わりに近づけば近づくほど集中力が研ぎ澄まされてくるのだとか。
大津高校がいろんな大会で決勝戦までいったゲームが36試合あるんだそうです。
その勝率が半端ないんです。どれだけだと思いますか?
大会の決勝戦ですよ。36戦で何勝だと思いますか?
答えは…
35勝‼ (@ ̄□ ̄@)!!
くるってますよね。^^;
こんな話の他にも素敵でびっくりなお話がたくさん聞けました。
私は講演会のサポート役でずっとビデオを回していたので、メモなどは取っていませんが、それでも頭の中に強烈にいろんなワードや教訓が残っています。忘れないうちにシェアです。聞いたことをこうやってアウトプットすることで、記憶が格段に向上するらしいですから。(^^)
ワードや教訓
- 何事にも全力を尽くす。
- 心・技・体は足し算でなく掛け算。心の育成がとても大切
- 私たちは子供たちの未来に触れている
- 生活習慣をデザインする。特に挨拶の徹底。
- 感謝やリスペクトができること。
- 大人が見本になる地域を創る。すると高校生も良くなり、中学生も良くなり小学生も良くなる。
- 安心・安全・〇〇な環境づくりをせよ。
- グッドスタンダードであれ
- プレイヤーズファースト
- 見るよりも観る。漠然と見るのではなく観察する。
- 聞くよりも聴く。耳プラス目と心で聞く。
- 失敗を恐れない。
- 失敗はない。なぜなら成功するまでやるから。
などなどなど。
如何ですか?
私のアウトプットがへたくそなので、伝わらないことが多いでしょうが、それでも少しは今日の講演会が素晴らしいものであったことは感じていただけたものと思います。
今日のご縁をいただきました、富山スポーツコミュニケーションズの佐伯様、ご講演いただきました平岡先生、大変貴重な機会とご講演、ありがとうございました。
そして、皆様、今日もお読みいただきありがとうございました。感謝。m(__)m