2/13 最近のマスコミ報道に思う。
初めに、13日23時ころに福島県沖を震源にした最大震度6強の地震について、被害や心身への影響が極少でありますことを心から祈ります。
いやでも飛び込んでくるマスコミ報道。
私はテレビはもうあまり視ないようになりましたが、あえて視に行く場合もあります。最近のマスコミ報道で何がメインに取り上げられているか、それをどのくらい騒ぎ立てているかを観るのです。視るではなく観る、観察ですね。
視ることにより視たことは五感を通して自然に脳に刷り込まれてしまいますが、観ることで自分の意思を持ってその情報に接することができます。
はやり病のことやコメの国のボス選びのこと、最近では森元総理のオリンピック委員会会長の発言問題等の連日報道。逆にもっと取り上げられてもおかしくないことを報道しないこといったこの報道のやり方。これらはもう到底“報道”とは言えないものであると思います。
いろんな考え方や見方があっていい。人が何を見て何を考え、それから何をするのかを判断し行動に結びつけていくのは個人の自由であるから。
でも、その見聞きする情報に偏向や嘘があったら、それは自由で適正な判断を阻害するものであるわけですね。そして、逆にこのことを利用して人々の判断や思考をコントロールすることができてしまうわけです。中国共産党がこのことをうまく利用していることは誰でも知っているはずです。彼らが人民に与える情報は検閲され統制されたものばかりです。それはマスコミ報道のみならず、ネットの世界でも自由にいろんな情報に触れることはできないようです。
こんな支配統制された情報の中で生まれ育っていく人ってどうなってしまうのか?なんとなくわかりますよね。マスコミを使って人々をコントロールするやり方は、残念ながら私たちの周りでも当たり前のように行われています。それが現実です。
何が真相・真実なのか?
そんな問いをもって、観る・聴く。観察する・傾聴する。
そんな自身の姿勢が大切なのではないかなと思います。
おしまい。