クリリンのブログ

クリリンの挑戦や活動を綴る

12/5 心を整える

昨日のブログは『頭を整える』というテーマでした。

 

が、その前にもっと大事だなと思っていることが今日のテーマである『心を整える』です。

 

整え方は各人各様、いろいろあるかと思いますが、私がまずやっていることは“自分の感情や気分・気持ちに気づく”と言うこと。

《心には状態があり、その状態は大きく、フローっぽいかノンフローっぽいかのどちらかの領域にあって、フローっぽい領域の心の状態でいるときがパフォーマンスも向上する。》

この教えはスポーツドクターの辻秀一先生が説かれている、《心の三大法則》というものです。

 

自分の“心の状態”が自分の行動の質に繋がってて、その状態がどの領域にあるものかを自分でわかることが自分の心の位置を知ることになるのです。その心の状態を知る入り口が“感情や気分・気持ちに気づく”と言うことなんですね。

 

と言うことで、先ずは自分の感情や気分・気持ちに気づき、そこから心を整えていこうということなのです。

 

この“気づく”と言うことがまたとても大事なわけですが、気づきの訓練の場としてはトイレ掃除や日々のブログネタを考えるというのがとても良いなと感じています。自問自答している、つまり自分に向き合ってる時間に気づきが生まれやすい感じです。

 

最近自分の中に多いなと感じている感情・気分・気持ちは、

楽しい、わくわく、ウキウキ、嬉しい、ありがたいなあ、これらは私にとってフローっぽい領域にあるものです。

逆に、イライラ、むかつく、悔しい、はがゆい、などなどなど。これらは私にとってノンフローっぽい領域にあるものです。

 

これらの感情や気分・気持ちは、自身で気付いたり、人に伝えたりすることで心の中のフローっぽい領域が広がる》というのも心の法則です。ノンフロー領域にある感情でも、その感情だけを取り出して開放するとちょっとフローっぽい領域が広がるってめっちゃ凄いことですよね。

ですが、この感情に至った出来事と紐づいて、『こんなことがあったから今むかついてイライラしてるんや!』って思いだしたり人に話したりすると、このむかつきやイライラは自分に実際に起きたこととして自分の中にずっと存在し続けるので、この出来事のことを思いさしたり人に話すと、むかつきやイライラは増幅し、継続してしまうということなんです。

なので、ノンフローの原因になった出来事と感情とを紐づけることなく、この時にあった感情だけを取り出してそれを手放す。と言うことをしていくと、フロー領域が拡大してパフォーマンスがアップするということなんですね。このことを繰り返し繰り返し行うということを、一流のアスリートたちは自身のメンタルトレーニングの一つとして取り入れているらしいです。

 

この点において、自分のことも振り返って観ると、男は感情だけを取り出して開放するってのはものすごくへたくそです。逆に世の女性たちはこれが上手。

我が家のことで観ると、カミさんなんかは仕事から帰ってくるとまあ愚痴が多いわけです。よーく冷静に振り返ると、この時話してくるのは何故そんなに愚痴っているのかというその出来事のことは話していないことがかなり多いです。つまり、感情だけを取り出して話してくる、感情の開放ですね。これって自身のフローっぽい領域を広げてるんです。凄いですよね。

 

ところがです、私も含めて世の野郎どもはその愚痴を聞くと、『どうしたんや?何があったんや?』と聞く訳です。これって超愚かですよね。男はどちらかと言うと物事を理性的捉え、その中の問題を解決しようとする性質があります。なのでそうやって“どうして?”や“何故?”を聞いてしまうのですが、それによって愚痴に至った出来事を思い出させてしまうんです。つまり、これによってノンフローっぽい感情や気分・気持ちを増幅させてしまってるってことです。なのでカミさんの心の状態はノンフローっぽいものが増幅してパフォーマンスが上がらない。いつまでたっても気分が良くならないわけです。💦では、どうすればいいかと言うと、ただうんうんと聞くだけ良いらしいです。(“らしい”と書いてる時点でまだまだだとバレバレ。(^^;))けっして愚痴の理由を聞いたり解決しようとするなかれ!!ということです。もちろん、単なる愚痴なのか、本当に困っての相談なのかは見極めないといけないですが。

 

 

はい。

という訳で、テーマに沿えてたかどうかはちょっと怪しいですが、今日はこんなところで。

 

おしまい。(^^)/